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美の日記

思い出し頬を染

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思い出し頬を染


十数年前の夏の事、路傍を歩く2つの影があった。
1人は高校時代の桐子、そしてもう1人はその担任であった茜だ。
茜は桐子が源二郎から吸血されたことを知り、相談に乗っていた。
桐子の奢って貰ったアイスと引き換えに「白神を守る東京自由行!!」と約束を交わす茜であったが……。

そして現在、此処にも2つの影あった。
1人は朝陽、1人は葉子である。

朝陽の首筋を眺め見ては物欲しそうに息を飲む葉子。
どうやら、吸血衝動が高まっているようだ。
そんな葉子の姿に彼女にとっての吸血行為が性交渉と同じであると思い出し頬を染める朝陽。
やがて、葉子の顔が朝陽の肩から上へと伸びて……。

と、其処に茜が乱入して来た。
葉子の吸血衝動を破廉恥と揶揄する茜だが Diamond水機、葉子は神聖な物だと譲らない。

其処に華恋が乱入して来た。
どうやら、茜は肝心なことを省略しているらしい。
確かに、過去には吸血衝動は子作りと直結していたが、今ではキスを意味しているそうだ。

これを聞き勝ち誇る葉子。
だが、茜は執拗にそれが破廉恥な行為だと繰り返す。

「で、結局のところ、どちらにしろイチャイチャするんですよね」
ふと茜の頭上に差す影鑽石能量水 消委會
聞き知った声におそるおそる茜が振り向くと、其処には血の涙を流す明里が立っていた。

なんでも友人の結婚式の帰りらしい。
余程の傷心を蒙ったのだろう。
登場した傍から鬼気迫っている。

あっ、コレは……読者が察した通り、茜は明里により鉄拳制裁されることに。
「八つ当たりだ~~~」との茜の声が虚しく木霊する。

数分後、明里に担がれ運ばれて行く茜の姿。
その隣には華恋が付き添っている。

実は茜が朝陽と葉子を心配し密かに見守っていると指摘する華恋。
だからこそ、今回も不意に登場したのだ。

「アイス一本が高くついたな……」
照れ隠しだろうか、華恋の指摘に顔を背けつつ何処か嬉しそうに呟く茜であった―――137話に続く。

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